【メンズメイク】メンズのメイクのやり方【韓国アイドル男子風】

メイク道具と化粧品の写真

【男性メイク】メンズのメイクのやり方【韓国アイドル男子風】

こんにちは。アラフォー美容師オネエのららです。
ここでは、男性における「女装メイク」ではなく、
男性用の「メンズメイク」の紹介です。
道具、化粧品、メイク手順、メイクのやり方、を
順を追って簡単に解説します。
メイクに関しては色々なバリエーションがありますが、
ここでは【韓国アイドル男子風】を例題にします。

▼道具

・鏡
・ティッシュペーパー
・綿棒
・コットン(化粧水を含ませて塗布や拭き取りに使用)
・スポンジパフ(ファンデーションの塗布に使用)
・パウダーパフ(粉おしろいフェイスパウダーを付ける毛足の長めの布製パフ)
・スポンジチップバー(アイシャドウ用の小さいスポンジが先端に付いたバー)
・アイシャドウブラシ(眉や瞼へのアイシャドウ等を塗る為の小さいブラシ)
・チークブラシ(頬紅やフェイスシェイドを塗布するための大きめのブラシ)
・リップブラシ(リップクリームや口紅塗布用ブラシ。綿棒での代用でも可)
・ビューラー(まつ毛を挟んでカール状にクセ付けする道具。あれば尚良し)

※手入れ
スポンジパフやパウダーパフ、各ブラシなどは
形崩れや損傷などが無いように、専用の洗剤、又は、
中性洗剤などで軽くやさしく洗ってすすいだ後、自然乾燥で乾かします。

▼化粧品

・洗顔剤(メイク落としと洗顔を同時にできる洗顔剤など)
・化粧水(収れん作用、保水、保湿効果のあるもの等自分に合うもの)
・乳液(ジェルや乳液やクリームタイプなど自分の肌に合うもの)
・下地クリーム(あると良い化粧下地ですが必須ではありません)
・ファンデーション(リキッド液状、クリーム状、固形状などの肌用化粧品)
・フェイスパウダー(ファンデーションの水や油分を抑えてサラサラにする粉)
・アイブロウペンシル(眉用のペンシル)
・アイシャドウ(瞼などに塗布するための固形状に固めた色粉)
・アイライナーペンシル(目の際周りに線を描く色ペンシル)
・チーク(頬に幅広く薄く塗布する固形状に固めた色粉、頬紅)
・リップ(主に練り物を固形状にしたリップクリームや色口紅など)

▼メイク手順

①手洗い
②髭剃り(必要な場合)
③洗顔(メイク落としと洗顔が同時に出来る洗顔剤でも可)
④スキンケア
⑤ベースメイク(肌化粧)
⑥メイク(各パーツの化粧)
⑦メイク直し(化粧を維持管理、メイク崩れ直し)
⑧手洗い
⑨クレンジング洗顔(メイク落としと洗顔を同時にする)
⑩スキンケア

①手洗い

手をハンドソープで綺麗に洗いましょう。

②髭剃り(必要な場合)

必要な場合は、電気シェーバーなどで髭を剃りましょう。

③洗顔

通常の洗顔剤でも良いですが、メイクをする機会が多い場合は、
メイク落としと洗顔を同時にできる洗顔剤でも可。
洗顔は洗顔剤の泡立てをしっかりして泡で顔を洗顔しましょう。
すすいだあとは、清潔なタオルでこすらずに軽く肌に押し当てて、
水分を拭き取りましょう。

④スキンケア

メイクを施す前に、肌に水分を与えておきます。
与えた水分の揮発を防ぐために保湿成分で
ラップコーティングする感覚で、保湿成分を顔全体に
指と手の平で薄く塗ります。

⑤ベースメイク

スキンケアが終わったら、ファンデーション塗布の前に
化粧下地を塗りますが、特に必要がなければ省略しても良いです。
毛穴対策で、窪んだ部分への穴埋めパテ効果のある下地や、
赤み消しなどのカラーコントロール効果のある下地など、
色々ありますので、自分に必要な下地があれば塗りましょう。

下地の次はファンデーションをつけて肌の化粧をしますが、
肌が濡れている状態では、ファンデーションののりが良くありません。
スキンケアや下地塗布のあと3分程、一旦肌を乾してから、
ファンデーションを塗りましょう。
ファンデーションの色は、自分の肌と同色よりもほんの少しだけ
暗い色の色を使いましょう。自分の肌と同じ色だと仕上がりの段階では
少し白っぽくなりますので、逆算して、1トーン暗い色のファンデーション
を選択し使用しましょう。
ファンデーションは、ジェル状、リキッド液状、クリーム状、固形状などが
ありますが、韓国アイドル風メンズメイクの場合は、
リキッド状のファンデーションをおすすめします。
リキッド状のファンデーションを小さじ1杯くらい手のひらに出し、
指先にとり、額、両頬、鼻の頭、鼻の下、顎に分け乗せます。
次に、スポンジパフで顔全体に延ばし付けていきます。
このとき、スポンジパフを横にスライドさせるようにこするのではなく
トントンと軽く叩きながら伸ばし広げていきます。
全体に塗り終わったら、最後に、シワの溝の部分や毛穴の窪んだ部分など、
塗り残しが無いように、シワを軽く伸ばすなどして
凹んだ部分にもファンデーションを塗りましょう。
瞼の隅、目のキワなども塗り残しやすい部分なので、
際の部分にもファンデーションを隅々まで塗布しましょう。
後に、各部分にメイクをする際、例えばペンシルやアイシャドウなどは、
素肌の上では載りにくいですが、ファンデーションの上では載りやすく、
描きやすい性質がありますので、特にアイラインを入れる目のキワなどには
薄くてもファンデーションをきちんと隅々まで乗せておきましょう。

ファンデーションが塗り終わったら、べースメイクの仕上げの
フェイスパウダーを付けていきます。
(しっとりとした大福もちの表面に片栗粉を付けるイメージ。)
化粧用粉おしろいフェイスパウダー(色は無色や肌色)を
パウダーパフに小さじ半分ほどとり、パフにもみ込みます。
パフで顔全体に軽くトントンと叩くようにしながら
パウダーを顔全体に薄くまんべんなくはたきつけます。
ファンデーションと同様に、毛穴の窪んだ部分や目のキワまで、
隅々まで丁寧にパウダーをつけます。

パウダー塗布直後はパウダーが少し白く浮き出ることが
ありますが、時間が立つと馴染んで落ち着きますので、
少し粉が白く浮く程度なら問題ありません。
もし余分につきすぎてしまった粉はパフや大きいブラシで
軽くはたき落としましょう。

⑥メイク(各パーツの化粧)【韓国アイドル男子風】

【韓国アイドル男子風】のメイクでもバリエーションがありますが、
全体的なメイクの色味としては、
黒、グレー、ブラウン、ベージュ、オレンジ系の色味が主要色のようです。
あくまで女装目的ではないので、必要異以上なメイクはNGです。
各パーツのメイクにはそれぞれバリエーションがあるので、
各自希望のメイクを施せば良いでしょう。

眉メイク
眉はアイシャドウを使ってスポンジチップやブラシで
描くこともできますが、パウダー系化粧品での着色は
汗や皮脂によって落ちやすいという短所がありますので、
基本的には汗や皮脂でのメイク落ちしにくい
アイブロウペンシルを使って描きます。
太い芯先では太めの眉が描け、細い芯先では、
細いシャープな眉が描けます。
クッキリした線ではなくぼかしたい時は、
綿棒で線をなぞるとクッキリした線をぼかして
自然にすることができます。
また、アイブロウペンシルで描いた後に、
アイシャドウを使ってブラシやスポンジチップで
塗り重ねるのも良いでしょう。
色は、黒では強すぎるので、グレーやブラウンがおすすめです。

目(アイメイク)
主にアイシャドウとアイラインになります。
先ず、アイシャドウから塗ります。
目の上と目尻の下に塗りますが、色や塗り幅などは
自分の好みで塗りましょう。
色はベージュやブラウンが多いですが、
オレンジ系のアイシャドウもインパクトがあります。
スポンジチップバーを使い、スポンジ部分にアイシャドウを付けます。
一旦、手の甲などに付けてみて、どのくらいの色が付くか
試し塗りしましょう。そのあとに瞼に描き塗ります。
描き始めが一番濃くつきますので、描き始める場所は、
目のキワなどの濃くする部分から塗り始めましょう。
いきなり瞼の中央などから描き始めると濃い色が
いきなり中央に付いてしまうので、描き始めは目のキワ
から描き始めましょう。
瞼の上の方に行くに従って薄くなっていくように
グラデーションを付けましょう。
2色以上付ける時は、薄い色から塗って、濃い色を後に付けましょう。
アイシャドウブラシを使うとチップ以上にぼかし描きができます。

アイラインは、ペンシルタイプやリキッドタイプがありますが、
メンズメイクでは、ペンシルが自然な仕上がりになりおすすめです。
黒色やブラウン、グレー色で、芯先が細く芯が軟らかく付きやすい物が
おすすめです。
目のキワに1本線を描くというよりも、まつ毛の根元を線ではなく点で
埋めていくという意識で描きましょう。
目尻の下にもアイラインを入れる場合も、線ではなく、
まつ毛の根元を点で埋めていく方法で描きましょう。

アイメイクの最後に、あればビューラーを使って
軽くまつ毛を挟んでカールを付けましょう。
目がパッチリ大きく見えて明るい印象になります。
メンズメイクなのでマスカラは不要です。

チーク(頬紅)
チークというよりも頬骨を強調するイメージで、
フェイスシェイド的なチークを入れます。
色はベージュなどで、固形のチークに大き目のブラシでこすり取り、
これも一旦手の甲で試し描きした後に、
耳寄りの所から斜め下方向、頬の中央に向かって必ず一方方向にのみ
ブラシを動かして塗ります。
女性のかわいいふんわりチークではなく、
頬がすっきりシャープに見えるように描きます。
耳前から頬の中央に向かって斜め下方向のラインのイメージです。

リップ
口紅を塗る前に水を含ませた綿棒で唇を濡らします。
続いて同じく綿棒でリップクリームを唇に塗ります。
唇に水分と保湿分を補給した後に、口紅を塗ります。
色はベージュやオレンジ系の色がおすすめです。
口紅をリップブラシにとり、余分な口紅を
一旦ティッシュに落としてから、唇に塗ります。
リップブラシがなければ、綿棒で塗ってもかまいません。
唇の外側の線である輪郭アウトラインをクッキリ描くのも
良いですが、輪郭線をぼかして描くと自然な仕上がりに
なります。
油分の多い口紅などは艶が出ます。
メンズメイクでは、艶のあるリップよりも
艶無しのマットな質感のリップがおすすめです。
油分が多くて艶が出過ぎる時は、
ティシュで軽く押さえて余分な油分をとり除いたあと、
指先の腹の部分にフェイスパウダーを少し付けて、
軽くトントンと叩くような感じで
指先でリップの上にパウダーを載せて、
馴染ませます。
そうすると、艶が抑えられたマットな質感のリップが
出来上がります。

これで一通りの【韓国アイドル男子風】メイクの流れとなります。

⑦メイク直し(化粧崩れの直し)

シャドウやラインなど各パーツのメイク崩れは、
適宜描き足すなどして維持します。
肌のファンデーションの崩れや落ちなどには、
上からフェイスパウダーを載せるか、
パウダーファンデーション(固めてある粉ファンデーション)を
パフにとり、上からかるくトントンと載せてカバーします。
皮脂や汗が出ている場合は、先に、ティッシュや油取り紙で
水分や油分を取ってから、パウダーやパウダーファンデーションを
載せましょう。

⑧手洗い

洗顔をする前にハンドソープで手を洗いましょう。

⑨クレンジング洗顔(メイク落としと洗顔を同時にする)

入浴の前でも入浴時でもよいですが、メイク落としと洗顔をしましょう。
メイク落としと洗顔を同時にできる洗顔剤での洗顔がおすすめです。
油分や色素の強い化粧品を使用した場合は、洗顔の前に
メイク落としのみをクレンジング剤使用で施したあとに、
別途洗顔をしましょう。
クレンジング剤は色々種類がありますが、
ウォータータイプのクレンジング剤をコットンに含ませて
拭き取るタイプは手軽でおすすめです。

⑩スキンケア

洗顔のあとは、化粧水での補水と乳液などの保湿成分での保湿をして
スキンケアをしましょう。

メイクはケーキ作りのデコレーションのように
やり直し修正がしにくいものです。
1回一発勝負の要素があるので、始めは少々上手く仕上がらなくても
回数を重ねていくと慣れとコツをつかんで上手くなっていくものです。
初めのうちは失敗した時のために低リスクにし、
全体的に薄めの色で薄めに施すのがおすすめです。

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